「矜持」という言葉が意味するところの人やエピソードに触れる時、なぜか心が動き、自分もそうありたいと強く思うと言う。事業責任者として、CE として覚悟を心に秘めて、今日も先頭を走り続ける。
研究開発を対象に20年 、異業種セッションを16年と、それぞれ自らのテーマとして追及し続けている男。CEとしての視点において、この領域での経験、実績は、日本の第一人者であると自負している。
年上の部下に「あなたほどしつこく私を育てようとしてくれた人はいない」と言われたことがある。すべては良いサービス実現のために、お客様にも、プレイヤーにも粘り強くかかわっている熱い男である。
ある社長へのアポで「遅れたらいけない」と、約束の1時間前からその会社の前にある喫茶店で仕事をしていた。しかし時計が止まっていることには気づかず、結局遅刻。慎重なのに少し抜けている人。
お客様での幹部インタビューや会議オブザーブなどの生々しい場面から感じ取ったことを逃さない人。「なぜわかるんだ?!」「そのとおりだ!」という、お客様との瞬間の真剣勝負を楽しんでいる。
成長したいという気持ちは強いが、自分で火をつけるのは苦手。だからこそ、あえて自分の意思で厳しい環境に身を置き、出来ない自分に向き合い続ける男。涼しい顔でも陰の努力を欠かさない。
血液型「O型」。「やっぱり~」とか「あぁ~、だろうね~」とよく言われている。大らか・柔軟で大雑把。でも好きだったり、尊敬していたり、信じている人や事、モノを軽んじられたら徹底的に抗う。
小学生の頃から机に飾っていたのは「自分の心の弱さには絶対負けたくない」という言葉。仕事では周囲に「なんでそんなに前に突き進めるの?」とよく言われるが、この言葉が原動力で前に進んでいる。
お客様に最も大切なことは何だろう?と考えていると、ときには求められていないことに踏み込んで、正直に意見を言ってしまうことも。抑えるのも必要と思いつつ、性分でなかなかやめられないらしい。
一人では超えられない壁を仲間と共に乗り超えた時、大きな喜びを感じる。「こんなことできるのか?」と思うことも、背中を預けられる仲間を増やしながら、共に成し遂げ、共に喜び合う。そんな熱い仕事が目標。
「拘りが強い」と言われるが、その根底にあるのは「相手のためになっているか?」というシンプルな基準。状況が混乱した時こそ、この基準に立ち返る。それが自身の納得感となり、原動力となっている。
人が心の底から喜ぶ輪の中で感じた、替えがたい充足感。その原体験は学生時代の剣道の試合。自分の勝利以上に皆が泣き笑いする様子が心に染みた。以来、お客様と共にこの感動を味わうため、全力を尽くしている。