リクルートコミュニケーションエンジニアリング

異業種交流セッション

セッション01

明日を担う大手企業の次世代リーダーが集い、未来への 志 を固める、交流セッション

 大きく打てば、大きく響く。人は、人に出会い成長していくものです。日本IBM、三井物産、東芝、アサヒビール、リクルート…日本を代表する企業の次世代リーダーが、本音の交流と議論を繰り広げる「異業種交流セッション」。2004年にスタートし、参加者は1000名を超えました。単なるビジネスの情報交換ではなく、履歴や喜怒哀楽、仕事の成功体験を通して、その人間性をさらけ出し価値観をぶつけ合うセッション。5名ひと組となり、3日泊まり込みで行います。このセッションの目的は、次世代リーダーたちが共感と刺激で響きあうこと。そして、多様な価値観を受容し、さらなる挑戦へ志を固めることです。セッションの最終日には、自らの理想のための実践課題を設定。約1ヵ月後に、成果発表・共有をします。リクルートコミュニケーションエンジニアリングの「異業種交流セッション」は、未来への志を固め、実践につなげていきます。この企画は12年間、継続しており、参加者同士の世代を超えた交流会が頻繁に行われています。

プログラム内容

大手企業の次世代リーダーが集い、未来への

2014年までの参加企業

日本アイ・ビー・エム株式会社、三井物産株式会社、株式会社東芝、本田技研工業株式会社、
アサヒビール株式会社、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社、株式会社リクルート

次世代リーダーたちの関係性は継続します。

異業種交流セッションでは、人間性の深い交換を行うため、その関係性は継続します。各社のエグゼクティブを招いた特別セミナーやクリスマスパーティといった歴代の受講生も含めた交流の場を用意しています。また、受講生の自主的な活動も多く、お互いの近況報告を通じて、継続的に新たな刺激を受けることができています。最近では、グローバルに活躍する方が増えており、現地における人的ネットワークも広がっています。

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セッション02
堀井 淳

オリックス株式会社

グループ広報部 課長


ほりい あつし

堀井 淳 氏

鵜木 千里

野村不動産株式会社

営業部 課長代理


うのき ちさと

鵜木 千里 氏

※所属・役職は、2015年3月時

セッション参加メンバー・インタビュー

確かになった
自分のことを深く見つめ直す、貴重な3日間でした。

セッションは、自分たちで議論して解を見つけていく3日でした。生まれて初めての経験でしたね、自分のことを深く見つめ直すことは、これまでの人生において、ありませんでした。そもそも、自分らしさを考えることは、ひとりではできないし、ひとりだと怖い。頭で整理しても見えてこない。セッションでは、履歴や喜怒哀楽、ターニングポイントなどを可視化して、自分を振り返りました。そして、他社の次世代リーダーたちが私の立場になりきって、私を考えていく。そのプロセスの中で、自分らしさを深く突き詰めていくことができました。セッションの最後に、メンバーから調整力やバランス感覚が強みだとメッセージをいただきました。私が大事にしてきたことを認めてもらい、うれしかった。セッションで確かになった自分らしさを大切にして、行動できる。これは私にとって、力強いものです。

セッションの特徴のひとつに、相手の立場になりきるというのがあります。言葉では簡単ですし、それが大事だとはよく言われています。しかし、セッションで行う "相手の立場になりきる"は完全に一歩踏み越えています。一歩踏み越えることで、相手になりきって、初めて相手の気持ちが合分かるのです。具体的には、相手になりきるというのは、事象状況を書き出し、そのなかに自分を置くこと。たぶん、理屈を話しても分かってもらえないと思います。やってみないと。私はセッション後、コミュニケーションがかなり変化しました。部下のことをすべて知っているわけではないけれど、その人になりきって考えるクセが身につきました。社長や役員の立場になりきるというプログラムもありました。これから、大きな組織を任されると思いますし、部下も増えてくるし、年上の部下も多くなる。そんなときに、このクセはとても役に立ってくれるでしょう。

セッションメンバーとの関係性は続いていますね。

セッションメンバーは5名でしたが、他社の次世代リーダーと、仕事や悩み、課題を深く話せたのは刺激になりました。本質的な課題や悩みは一緒ですし、解決の根本の進め方は共通しています。ざっくばらんに、成功や失敗を語り合う中に気づきや刺激が多くありました。その後も、一緒に食事したり、RCE主催のパーティで会ったり、かけがえのない関係ができましたね。

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漠然とした不安が消えて、 目指すリーダー像が明快に
自分のことを深く見つめ直す、貴重な3日間でした。

社会人9年目で、もうすぐリーダーというポジションというタイミングで、異業種交流セッションに参加しました。所属部署には同年代は少なく、上司は40代。尊敬するリーダーは、年齢や属性からして自分とはあまりに違う。私のなかで、目標が漠然としていて将来が不安でした。そんななか、わずか3日の短期間のセッションで、何を学べるか自信はありませんでした。しかし実際には、頭をフル回転して自分のキャリアを振り返り、相手のことも真剣に考えていく。立ち止まることなく、徹底的に自分らしさを探すコミュニケーションを続けていく。相手の立場になりきり、意見を出し合う。そのプロセスを経たおかげで、私の礎となっている強みや弱みもわかり、リーダーとして目指す姿が明確になりました。

3日間の濃いコミュニケーションでは、信頼関係のつくり方を学びました。なかでも、セッションメンバーの品質管理のエンジニアの方は、これまでのキャリアのなかで初めてお会いするタイプで、私の現職である営業とは全く違っていました。話し方が静かで、緻密で淡々とお仕事をされる印象がありましたが、セッションを通して、その方の熱意が感じられ信頼度が上がっていきました。人は誰でも、じっくりコミュニケーションしていけば理解しあえるという自信が身につきましたね。また、同じ営業として活躍している友人ができたのは、大きな刺激となりました。同じセッションチームの志の高い営業の方から、3年間かけてクライアントから受注したストーリーを聞きました。それまで、私は半年で結果が出せないものは目標として掲げにくいと考えていました。セッション後は、あるお客様と2年という長期間のプロセスを経て結果を出そうと意志を固め、現在は上司にも周りにもその意義や取組をわかってもらおうと努めているところです。正しいと思ったことに向かい、行動する、発信する。この姿勢の変化は、明らかにセッションでの交流から生まれました。

セッションメンバーとの関係性は続いていますね。

セッションでは、相手の立場になることを繰り返すのですが、そのなかで自分の上司の立場になりました。私の上司の家族構成、趣味、職場での環境を考えた上で、私に一番何をしてほしいかを考える。そして、そこに私の資源を集中し、強化していく。具体的に考えることで、日常の業務が効率的になり、現実的な行動プランができました。

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セッション03

2014年までの参加企業

日本アイ・ビー・エム株式会社 専務執行役員グローバル・テクノロジー・サービス事業担当 はしもと たかゆき 橋本 孝之 氏 ※所属・役職は2007年2月当時

日本IBMの専務執行役員橋本孝之氏は、この異業種セッションの日本IBMにおけるプログラム・スポンサーです。このセッションの意義について語ってくれました。「受講者の対象年齢である30代前半は、人間の気力、体力、知力が最も充実する一方、どこかで難関へのチャレンジが必要という意味で、働く人にとって一番大切な時期だと思います。そんな時に、こういう形で、多様な価値観に触れられるのは大変重要なことです。異業種交流で大切なのは、ヒューマン・ケミストリー(人間関係から生まれる新たな力や気づき)を起こすことだ、と言われますが、このプログラムの内容はまさにそうです。この時期、他社の第一線級の人材と深く知り合い、切磋琢磨することは一生の財産にもなります。実際に、研修後の参加者の自発的変化を目の当たりにする機会も多く、このセッションにはこれからも大いに期待しています」。

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人事リーダーはこう見る 尖った人同士の濃密なコミュニケーションこそが最も期待していること

三井物産株式会社人事総務部 人材開発室 室長 たきぐち ひとし 瀧口 斉 氏 ※所属・役職は2007年2月当時

 三井物産では入社9年目に全社員を対象にした研修を行っていますが、それにあわせて、海外拠点や関係会社の経営人材への任用が近い人をこのセッションに派遣しています。「社内研修だけやっていると、どうしても思考回路が似通ってきてしまうのです。このセッションに参加することで、何とかそれを打破してもらいたい。組織を率いるリーダーに必要なのは多様な価値観を受け入れることです。自分は社外から見るとどんな人間なのか。決して自分たちの価値観が絶対ではない、というものの見方や価値観が相対化される貴重な気づきを与えてくれる場だと思います」と、人事総務部人材開発室室長の瀧口斉氏は話してくれました。
 つい最近、三井物産では独身寮を復活させ、入社3年目までの社員に入寮を義務づけ始めました。その施策を行ったのが瀧口氏です。「『鉄は熱いうちに打て』で、企業文化や価値観は濃密なコミュニケーションを通じてしか伝わらないんです。濃密なコミュニケーションができるという意味では、寮とこのセッションは同じですね。唯一、要望があるとすれば、各社、尖った一線級の人を出してほしいということです。もちろんうちも出します。それによって、存分に意見を戦わせ、思いがけない人間関係が生まれることを期待します」。

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