リクルートコミュニケーションエンジニアリング

インフォメーション

2014年11月10日

【新企画】RCE後継者育成塾(仮称)のご案内

 株式会社リクルートコミュニケーションエンジニアリング(以下、RCE)では、創業以来約800社の企業と事業の発展・成長に向けて様々なテーマについて取り組んできました。その中でも、持続的な発展・成長の節目になるのが「事業継承~自分が創業し、発展成長させてきた事業をどう後継していくのか」という問題です。
今回、弊社では多くの経営者との取り組みの中で得たものを基に「RCE後継者育成塾(仮称)」として、その実践ノウハウをご提供させていただくことにしました。開講予定時期は、2015年上期です。本格実施を前に、その内容・効果の検証のため、2014年11月~2015年2月の4ヶ月間を使い、フィジビリティスタディを行います。 (フィジビリティスタディへのご協力・ご参加申し込みは終了しております。)
 今後、フィジビリティスタディの状況、「RCE後継者育成塾(仮称)」の内容が固まり次第、随時本HP上でお知らせさせていただきます。
※「RCE後継者育成塾(仮称)」の概要(随時情報を更新させていただきます)

■塾設立の背景

後継者が直面する現実 起こる問題

1 競争環境(事業、業界、顧客、競合)が大きく変化する

◎先代からの方針・方法、これまで自社が培ってきた経営手法では通用しない局面が増える。
◎先例がない、先が見えない中で、戦略・方針・目標・課題について意思決定を迫られる。
◎各論では指示・命令できない。

2 市場、顧客、取引先との関係が薄れる

◎新しい市場、顧客、取引先の獲得
◎既存の顧客、取引先から先代と比較される中で改めて信頼を獲得していく必要がある

3 これまでの仕事の進め方では通用しない仕事の情報化・付加価値創造業務化、業績の個人差が拡大

◎業務が非定型、創造的、革新的、状況変化対応的な業務にシフトさせなければいけない。
◎差がつかない~格差が小さな評価では通用しない。

4 社員は自分より社歴・年齢・キャリアが高い。

◎トップダウン~権威・権力では動かすことができない。
◎一方的な指示・命令ができない。
◎気軽に相談できない、声を掛けられない。

5 多様な労働観、価値観をもつ社員がいる

◎終身雇用期待・一体感を前提条件に動機付けできない。参加意識、仲間意識が薄れる。
◎自分より主体性、責任感が薄い部下がいることが前提。

■後継者が直面する課題

1|将来が見通せない、正解が分からない中でも、自社の方向性・戦略を定め、実現に向けたシナリオを描く

2|自社・部下・自分の現状を偏りなく見つめる~問題・不足・弱点だけでなく、兆し・長所を見出す

3|先代のようなトップダウン、権威・権力が通用しないなかで、部下・現場の力を引き出し、
  戦略推進に向けた合意・実践を創造する

4|事業を運営するうえで必要な人脈・ネットワークを持つ~取引先、相談相手、切磋琢磨する人等々

■塾の特徴

1|実践的座学

RCEが750社あまりのお客様(企業)に提供し、当該企業の経営者の方から有効であるとご評価いただいているオリジナルプログラムをご提供します。いわゆる講義ではなく、事業戦略-競争優位性、それを実現する生きた仕事の流れ、意思決定に迷った際の拠り所といった実際の経営者の方々が知恵として身につけられたものを、枠組みや観点として自ら掴み直していくタイプのセッションです。

2|実践

当プログラムでいう“実践”とは、相応のプレッシャーのかかる状況の中で、自分の考えや判断を“言い切る”ことを指しています。
例)自社の事業上の強み(=競争優位性)を明確にし、それを他受講メンバー全員、RCEのネットワークから依頼した現役経営者の前で発表し、ディスカッションを行っていきます。

3|実践的振り返り

座学で得た要領を実践で試す~うまくいったこと、うまくいかなったこと、はっきりしないこと~様々な経験をしていきます。そうした経験から
□今後も活かせる要領とは?
□うまくいかない要因は?
□どうすれば突破できるのか?
□それでも尚残る問題は?
ということを明らかにしていきます。今後の実際の仕事で活かせる型として残していきます。

4|経営者との交流

日ごろ、弊社と深く関わりいただいている経営者の方々に、本セッションに随時オブザーバーとして参加いただき、先輩経営者として培われた知見を元にアドバイス、叱咤激励いただく予定です。また、弊社が創業以来18年の間で培ってきた人脈~様々な業界・業種、事業規模における経営トップ層、グローバルに活躍する人材等々を適宜ご紹介させていただきます。後継後の事業の発展・成長にお役立ちいただきます。

■フィジビリティスタディについて

2014年11月~2015年2月に開催させていただきます。随時、受講様子、コメントなどを掲載させていただきます。
自分にとってのターニングポイントを把握することが出来、かつ、その背景や経験をもとに、自分を分析できました。また、シーンごとのシナリオをグループワークを通して考えることで、そこでの対応マニュアルを考えるのではなく、本質に何があるかを見抜くためのきっかけになりました。

お問い合わせ

0120-066-595 平日9:00~17:30