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2015年2月10日

【第4回 RCE経営者フォーラム】組織統合・再編の成功の
カギは、並はずれた「元気」と鋭敏な「感性」をひき出すこと

■ 経営者フォーラム概要

● 第一部・講演/「提携・合併・買収」の成功させるための重要課題は、統合した会社が、心(経営戦略)と身(現場実行)ともに、ひとつになれるか。数々のM&Aに関わり、合弁会社や統合会社のトップを歴任された不破久温(ふわひさよし)氏を迎え、組織統合・再編の成功の鍵について、実践的なノウハウについて、講演していただきました。

● 第二部・懇親会/フォーラム参加していただいた経営者のみなさまとの懇親会。東京駅徒歩3分のグラントウキョウサウスタワー41階で夜景を眺めながら、懇親を深めました。

経営者フォーラム  経営者フォーラム

■ 講師

不破久温(ふわひさよし)氏 大手電機メーカーで経営企画やM&Aなどを経験。その後、同社関連の合弁会社やエレクトロニクスメーカーで社長を務める。

■当日の講演内容

 トップを歴任してきた不破氏に、経営者に向けて、実践からつかんだ知見を語っていただきました。「企業が急速に成長するための手段として、企業統合・再編、戦略提携、合併統合、吸収合併、子会社化などがあります。その打ち手を、足し算ではなく、足し算にプラスの価値を創造していくことが重要です。しかし、そのような状況では、一般的に組織人の心が揺らぐもの。プラス価値の創造のためには、「並はずれた"元気"と鋭敏な"感性"を引き出すこと」がカギとなります。そのことができれば、心(経営戦略)と身(現場実行)ともに、ひとつになる組織が創れるというのが、私の経験から言えることです。
 まず、元気とは動機です。メンバーの心を動かし、元気にしてくいためには、はるかに高い目標価値を掲げ、明快な根拠を示していくことが、経営者のミッションとなります。関係者が、現状と目標値を明示でき、目標への到達を誠実に希求できるときに、動機が大きくなるものです。
 次に、鋭敏な感性は、すなわちチームスピリット。部下たちのコミュニケーションを活性化し、お互いに感性を磨いていきました。私が具体的に実践したことのひとつは、幹部とともに世の中のオーソリティの話を聞き、議論していくことです。その行為を通じて、自他の相異が分かる(類比)能力が、組織戦力になると、幹部たちが確信します。そして、同じくらい相互連携が、革新を生み出すカギになると納得するのです。革新の知恵とは、しばしば組織の間隙に陥りがちなもの。相互連携の意識が生まれれば、チームとして革新のタネを協働して探すようになるのです」。
 不破氏は、過去の実践内容を披露しながら、自らの理論を分かりやすく説明しました。そして最後に参加する経営者へ、メッセージを伝えました。リーダーとしての価値を磨いて光らせることの重要さです。「銅を高温(1200℃)溶融し、型に注ぎ冷やす。それを研磨すると表面の凹凸が均らされ、さらに磨くと"鏡"になります。化学変化でなく、表面の物理特性が変わってしまうのです」。

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